鄭光祖(読み)ていこうそ(英語表記)Zhèng Guāng zǔ

世界大百科事典 第2版の解説

ていこうそ【鄭光祖 Zhèng Guāng zǔ】

中国,元代の戯曲作家。生没年不明。字は徳輝。山西省平陽(臨汾(りんふん))の人。後期元曲の中心である浙江省杭州に移住,杭州路の役人をも務めたから,作家活動の中心は14世紀の前半であろう。儒学教養もゆたかな謹厳紳士で,作品18編のうち《王粲登楼(おうさんとうろう)》《㑳梅香(すうばいこう)》《倩女離魂(せんじよりこん)》などが現存する。その教養を駆使したペダンティックな歌詞が,明代人の嗜好に投じ,元曲四大家の一人に数えられている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

カジノ解禁

石原慎太郎・東京都知事が1999年に臨海副都心のお台場への誘致を表明して以来、解禁論が何度も浮上してきた。カジノは刑法で禁止されているが、地方自治体には観光活性化や地域振興のために認めるべきだとの声が...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android