謹厳(読み)キンゲン

デジタル大辞泉 「謹厳」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「謹厳」の意味・読み・例文・類語

きん‐げん【謹厳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 非常にまじめで、他人の言う冗談やうわついたことを好まぬこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「孫連、以謹厳称」(出典日本詩史(1771)四)
    2. 「何卒謹厳に精神を保って呉れ給へ」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉前)
    3. [その他の文献]〔韓愈‐進学解〕

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普及版 字通 「謹厳」の読み・字形・画数・意味

【謹厳】きんげん

つつしみ深く、おごそか。唐・韓〔進学解〕上は~春秋嚴なる、左氏の誇なる、易の奇にして法ある~に規(のつと)り、下は騷・太(遷)のする、(揚)子雲(雄)・(司馬)相如の同工異曲なるに(およ)ぶ。

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