酒中(読み)しゅちゅう

精選版 日本国語大辞典 「酒中」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ちゅう【酒中】

〘名〙 酒のなか。酒杯のなか。また、酒宴さなか
懐風藻(751)詠月〈文武天皇〉「台上澄流耀。酒中沈去輪」 〔姚合‐秋日閑居詩〕

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普及版 字通 「酒中」の読み・字形・画数・意味

【酒中】しゆちゆう

飲酒のとき。〔晋書、孟嘉伝〕嘉、飮を好み、(いよいよ)多きも亂れず。(桓)~嘉に問うて曰く、酒に何の好りて、(けい)(君)之れを嗜(この)むと。嘉曰く、未だ酒中の趣を得ざるのみと。

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