酔中(読み)すいちゅう

精選版 日本国語大辞典 「酔中」の意味・読み・例文・類語

すい‐ちゅう【酔中】

  1. 〘 名詞 〙 酒に酔っているあいだ。
    1. [初出の実例]「酔中脱衣、贈裴大使、叙一絶、寄以謝之」(出典菅家文草(900頃)二)
    2. 「きのふは酔中(スイチウ)にて前後を忘れたるゆへにもやあらむと」(出典:読本唐錦(1780)二)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐飲中八仙歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「酔中」の読み・字形・画数・意味

【酔中】すいちゆう

酔っている間。唐・杜甫〔飲中八仙歌〕詩 晉、長齋す、佛(しうぶつ)(像の仏)の 中、にして禪を愛す

字通「酔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android