精選版 日本国語大辞典 「酔坊」の意味・読み・例文・類語
よい‐たんぼうよひたんバウ【酔坊】
よたん‐ぼう‥バウ【酔坊】
- 〘 名詞 〙 ( 「ようたんぼう」の変化した語 ) 酒に酔っている人。よっぱらい。よたんぼ。
- [初出の実例]「伏見の桃見に行と連を誘へど、日頃与吉がよたんぼうに懲果(こりはて)て連立たんといふ友もなく」(出典:浮世草子・諸商人世帯気質(1736)一)
ようたん‐ぼう‥バウ【酔坊】
えいたん‐ぼゑひ‥【酔坊】
- 〘 名詞 〙 酒にひどく酔った人。酔(よ)いどれ。えたんぼう。ようたんぼう。よいたんぼ。
- [初出の実例]「宝引や麻上下の酔たんぼ〈一兎〉」(出典:俳諧・俳諧新選(1773)春)