酬酢(読み)しゅうさく

精選版 日本国語大辞典 「酬酢」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐さくシウ‥【酬酢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 主人と客が互いに酒杯のやりとりをすること。献酬。また、詩文を応酬すること。
    1. [初出の実例]「余自検収諸方交友尊宿書䟽酢等故紙」(出典空華日用工夫略集‐永和元年(1375)一〇月二〇日)
    2. [その他の文献]〔淮南子‐主術訓〕
  3. 応対すること。
    1. [初出の実例]「問疾者填門、酬酢迎送如平居無一レ恙」(出典:天柱集(1348頃)東明和尚塔銘)
    2. [その他の文献]〔易経‐繋辞上〕

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普及版 字通 「酬酢」の読み・字形・画数・意味

【酬酢】しゆう(しう)さく

互いに酒を酌む。〔淮南子、主術訓〕兵革斧鉞(ふゑつ)は、怒りを以(ゆゑん)なり。觴(しやうしやく)俎豆、酬酢の禮は、善を效(いた)す以なり。

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