最新 地学事典 「酸性ガス交代作用」の解説
さんせいガスこうたいさよう
酸性ガス交代作用
acid gas metasomatism
水とハロゲン塩類や硫酸塩の反応によって生じたB・HF・HCI・H2S・H2SO4などの強酸性溶液が,他の重金属などの運搬者となって引き起こす交代作用。後マグマ期から熱水期に至るかなりの低温条件まで,この作用は著しい。低温では弱酸性の炭酸塩や硫化物が分解して二酸化炭素や硫化水素を生じ,これらによる交代作用も広範にみられる。各種金属鉱床を形成する金属の運搬者としても重要。
執筆者:小林 英夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

