醜態を演ずる(読み)しゅうたいをえんずる

精選版 日本国語大辞典 「醜態を演ずる」の意味・読み・例文・類語

しゅうたい【醜態】 を 演(えん)ずる

  1. 他人面前で、みっともない、だらしがないと思われる行為態度をする。
    1. [初出の実例]「シャンパンで杯を洗ひ半分飲んで余を捨るほどの男が如何(どう)して食堂に入ると斯うも醜体(シウタイ)を演(エン)じて一片の肉を争さうだらう」(出典園遊会(1902)〈国木田独歩〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android