里見時成(読み)さとみ ときなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「里見時成」の解説

里見時成 さとみ-ときなり

1309-1337 鎌倉-南北朝時代の武将
延慶(えんきょう)2年生まれ。越後(えちご)(新潟県)の人。正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年新田義貞(よしさだ)の鎌倉攻めにしたがい,その後も義貞のもとで足利尊氏とたたかう。建武(けんむ)4=延元2年1月11日越前(えちぜん)(福井県)金ケ崎城の救援にむかった際,足利方の今川頼貞軍に敦賀で討たれた。29歳。「系図纂要」のなかの里見氏系図の時義と同一人物とおもわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む