重事(読み)チョウジ

精選版 日本国語大辞典 「重事」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐じ【重事】

  1. 〘 名詞 〙 重大な事件。大事。大切な事柄。じゅうじ。
    1. [初出の実例]「抑雑掌為地頭之請所止関東・六波羅殿重事御公事等散々狼藉之間」(出典高野山文書‐建治二年(1276)六月日・阿氐河庄地頭湯浅宗親陳状案)
    2. [その他の文献]〔易林本節用集(1597)〕〔史記‐考文帝本紀〕

じゅう‐じヂュウ‥【重事】

  1. 〘 名詞 〙 重大な事件。大事・大切な仕事。ちょうじ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「重事」の読み・字形・画数・意味

【重事】じゆう(ぢゆう)じ

大事。重要な事。〔漢書、文帝紀〕代王曰く、高の宗を奉ずるは重事なり。寡人不佞(ふねい)、以て(かな)ふに足らず。~寡人敢て當らずと。

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