重二重一(読み)じゅうにでっち

精選版 日本国語大辞典 「重二重一」の意味・読み・例文・類語

じゅうに‐でっちヂュウニ‥【重二重一】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「重二」は双六(すごろく)の賽(さい)の目が両方とも二の目が出ること、「重一」は両方とも一の目が出ること ) 両方ともあまり変わりがないこと。大差ないこと。五十歩百歩
    1. [初出の実例]「宮方の政道も、只是れと重二重一(ヂウにデッチ)にて候者を」(出典太平記(14C後)三五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android