最新 地学事典 「重力測定」の解説
じゅうりょくそくてい
重力測定
gravity measurement
一般には陸上や海域・上空等において重力加速度を計測すること。絶対測定と相対測定に分けられる。前者はおもに陸上において重力加速度の値そのものを8~9桁(10−7~10−8m/s2)の確度で計測する。後者は重力加速度が既知の基準点に対する相対的な重力加速度やその変動を知るために行われ,陸上,海域(船上,海底),上空(航空機内)等で10−4~10−10m/s2程度の精度で測定される。重力加速度の空間微分である重力偏差(勾配)や空間積分である重力ポテンシャルの測定を含めて重力測定と呼ぶこともある。重力測定から,地下の質量分布やその変動,地面の上下変動,地球内部構造などに関する情報が得られる。
執筆者:新谷 昌人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

