最新 地学事典 「船上重力計」の解説
せんじょうじゅうりょくけい
船上重力計
shipborne gravimeter
相対重力計の一種。船舶に搭載され,航行中に海面における重力加速度を計測する。船の揺動の影響を受けにくくするため,揺動が最も小さい揺動中心近くの船室に設置され,さらに揺動による加速度変動や傾斜を補償するための除振・姿勢制御装置の上に搭載される。計測されたデータには,移動の航行速度と地球の自転に起因する重力測定の系統誤差(エトベス効果)の補正や揺動の平均化などの処理がされる。10−4~10−6m/s2の精度で海上における重力加速度が計測される。
執筆者:新谷 昌人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

