重喜(読み)ジュウキ

デジタル大辞泉 「重喜」の意味・読み・例文・類語

じゅうき〔ヂユウキ〕【重喜】

狂言新発意しんぼちの重喜が、師の住持の頭をそることになるが、師の訓戒を曲解して竹の先に剃刀かみそりをくくりつけてそるうち、師の鼻をそぎ落としてしまう。

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精選版 日本国語大辞典 「重喜」の意味・読み・例文・類語

じゅうきヂュウキ【重喜】

  1. 狂言。和泉流大蔵流新発意(しんぼち)の重喜(忠喜)は、弟子七尺さがって師の影を踏まずという老僧の教えにしたがおうとして、竿(さお)の先にかみそりをつけて老僧の頭を剃り、結局老僧の鼻を剃り落としてしまうという筋。

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