重年(読み)チョウネン

デジタル大辞泉 「重年」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ねん【重年】

年齢をかさねること。
長年ちょうねん4」に同じ。
「―を出されるやつがそそのかし」〈川傍柳・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「重年」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ねん【重年】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちょう」は「重」の漢音 )
  2. 年齢をかさねること。
    1. [初出の実例]「某も人に遇ば先もって御慶といへば、先方よりも御無事に重年目出度といふ」(出典:斉家論(1744)下)
  3. 年限を重ねること。特に奉公人が年限を重ねて勤めること。長年。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「去年世話やいて済した奉公人の重年(テウネン)するを」(出典談義本・教訓不弁舌(1754)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android