野伏せり(読み)ノブセリ

デジタル大辞泉 「野伏せり」の意味・読み・例文・類語

の‐ぶせり【野伏せり/野×臥せり】

のぶし(野伏)2」に同じ。
のぶし(野伏)4」に同じ。
「―の乞食まで片端に責め問へども」〈浄・蘆屋道満

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精選版 日本国語大辞典 「野伏せり」の意味・読み・例文・類語

の‐ぶせり【野伏・野臥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. のぶし(野伏)
  3. 定まった住居がなく、山野に野宿すること。また、その者。特に、近世都市またはその近郊における住居不定の者。
    1. [初出の実例]「おのれ野伏(ノブセリ)の分で〈略〉推参な奴と」(出典浮世草子・世間手代気質(1730)三)

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