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野口体操 のぐちたいそう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

野口体操
のぐちたいそう

東京芸術大学教授の野口三千三が,第2次大戦後考案した独特の体操。野口は,生きている人間の身体を,固体としてとらえるのではなく,筋肉が緊張していなければ液体的な感じになるとし,「体液主体説」を唱えている。この体操では,原則として動きの形を規定したり,形によって運動の呼び名を付けたりもしていない。また,体操の目的や効果をあらかじめ決めることもしない。呼吸を重視し,自分の身体の重さの方向感覚を基礎に,そのとき,身体が動きたい感じのままに,自由に流動し変化させる。これを野口は「からだに (き) く」「おもさに貞く」という独特な表現をしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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