野坂浩賢（読み）ノサカ コウケン

20世紀日本人名事典

野坂 浩賢
ノサカ コウケン

昭和・平成期の政治家 元・衆院議員(社民党);元・建設相;元・内閣官房長官。

生年

大正13(1924)年9月17日

没年

平成16(2004)年4月18日

出身地

鳥取県

学歴〔年〕

法政大学専門部〔昭和20年〕卒

主な受賞名〔年〕

勲一等旭日大綬章〔平成8年〕

経歴

昭和20年法政大学専門部卒業後、日通米子支店に勤務。労働運動に入り、鳥取県総評議長、同事務局長、西部地評議長を歴任。昭和30年から鳥取県議4期。44年から社会党鳥取県本部委員長を2期務めた後、47年衆院議員に当選。平成5年同党国対委員長となり、自民党、新党さきがけとの連立による村山内閣誕生に尽力、6年同内閣建設相に就任。7年の改造内閣では官房長官に転じ、一貫して内閣を支えた。この間、建設相として長良川河口堰の本格運用を決断、党内からも批判を受けた。のち社民党副党首を務めた。8年引退。通算7期。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

野坂浩賢 のさか-こうけん

1924－2004　昭和後期-平成時代の政治家。
大正13年9月17日生まれ。鳥取県総評議長,県議をへて,昭和47年社会党から衆議院議員(当選7回)。党農漁民局長,全日農会長などを歴任。党国対委員長として平成6年村山連立内閣を実現させ,建設相。7年官房長官。8年社民党副党首となった。同年引退。平成16年4月18日死去。79歳。鳥取県出身。法大卒。

出典　講談社