野性(読み)ヤセイ

デジタル大辞泉 「野性」の意味・読み・例文・類語

や‐せい【野性】

自然のままの性質本能のままの性質。「野性をとりもどした動物

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精選版 日本国語大辞典 「野性」の意味・読み・例文・類語

や‐せい【野性】

  1. 〘 名詞 〙 自然または本能のままの性質。また、粗野な性質。
    1. [初出の実例]「野性雖然疎礼法、也追里巷王正」(出典:星巖集‐丙集(1837)京甸集・元日)
    2. 「然ども此物や一種先天的野性にして」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉二)
    3. [その他の文献]〔銭起‐幽居春暮書懐詩〕

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普及版 字通 「野性」の読み・字形・画数・意味

【野性】やせい

粗野な性格。宋・陸游〔野性〕詩 野性、從來世と疎なり 俗塵、自(おのづか)ら吾が廬に到らず

字通「野」の項目を見る

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