野田川町(読み)のだがわちよう

日本歴史地名大系 「野田川町」の解説

野田川町
のだがわちよう

面積:三五・七二平方キロ

与謝郡南部に位置し、東・西・北は標高三〇〇メートル内外の山地で、それぞれ宮津市・兵庫県出石いずし但東たんとう町・中郡大宮おおみや町に接する。南接する加悦かや町を含む一帯を加悦谷かやだにと称する。西部の岩屋いわや峠は但東町を経て兵庫県北部に通じ、北部・北西部の水戸谷みとだに峠・平治へいじ峠は中郡大宮町を経て奥丹後方面に通じている。加悦谷中央を野田川が北ないし北東に流れる。

明治二二年(一八八九)町村制施行により、上山田かみやまだ村・下山田村山田村四辻よつつじ村・幾地いくじ村・岩屋村が市場いちば村、三河内みごち村・石川いしかわ村はそのまま三河内村・石川村となったが、同二七年一〇月市場村の大字岩屋が分村して岩屋村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android