最新 地学事典 「野田植物群」の解説
のだしょくぶつぐん
野田植物群
Noda flora
山口県北西部油谷湾周辺の日置層群中部,黄波戸層から産出する化石植物群。33種。漸新世後期。メギ科・マンサク科・フウ科・カバノキ科・ブナ科・クルミ科・ヤナギ科などの落葉広葉樹を多く含み,常緑広葉樹は少ない。古第三紀の種であるPopulus eowhitiana・P. yubariensis,北日本の中新世初期の化石植物群には含まれないBerberis saseboensis・Alnus prenepalensisを含む。漸新世後期の相浦植物群に似る。参考文献:T. Tanai et al.(1991) Bull. Nat. Sci. Mus. Tokyo,[C],Vol. 17
執筆者:塚腰 実
参照項目:大坊植物群
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

