野衾・野伏間(読み)のぶすま

精選版 日本国語大辞典 「野衾・野伏間」の意味・読み・例文・類語

の‐ぶすま【野衾・野伏間】

〘名〙
浮世草子・好色三代男(1686)二「狐が鼻毛をよみ、青鷺野衾(ノブスマ)となりて人を惑す」
② (野衾) 料理一種。たたいて煮た小鳥の肉と、たたいて熱湯をかけた鯛(たい)の身とを、薄く切ってゆで、袋状になった鮑(あわび)といっしょにたまりで煮て、鳥と鯛とが鮑に包まれるようにしたもの。〔料理物語(1643)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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