( 1 )古くはムササビと区別されていなかった。「十巻本和名抄‐七」などにより、中古にはモミともいったことが知られるが、中世の資料にはムササビのみでモミやモモンガは見えない。
( 2 )近世の資料には「ももんが(あ)」の「が」が多く「グヮ」「グハ」と表記されているが、当時、グヮという合拗音は漢語や擬声語にしか用いなくなっていたところから、グヮは、鼯鼠の濁った大きな声を写したものか。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...