野辺地尚義(読み)のべち なおよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野辺地尚義」の解説

野辺地尚義 のべち-なおよし

1825-1909 幕末-明治時代の蘭学者
文政8年生まれ。陸奥(むつ)盛岡藩士。脱藩して村田蔵六(大村益次郎)に蘭学をまなび,江戸の萩(はぎ)藩邸で蘭学を教授して木戸孝允(たかよし),伊藤博文らを知る。維新後,京都府の新英学校女紅場(にょこうば)(のちの府立第一高女)の主管などをつとめた。明治42年3月3日死去。85歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android