野駒(読み)ノゴマ

デジタル大辞泉 「野駒」の意味・読み・例文・類語

の‐ごま【野駒】

ヒタキ科ノゴマ属の鳥。全長16センチぐらいで、全体に緑褐色。雄はのどが赤いので、日の丸・のど赤ともよばれる。北海道夏鳥として渡来し、繁殖する。

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精選版 日本国語大辞典 「野駒」の意味・読み・例文・類語

の‐ごま【野駒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 野飼いの馬。放牧してある馬。のうま。のま。また、野生の馬。
    1. [初出の実例]「こがね原過るに 夏艸に真(まっ)揃ひゆく野駒哉〈秋航〉」(出典:俳諧・末若葉(1697)下)
  3. ツグミ科の鳥。全長一五~一六センチメートルで、スズメよりやや大きい。背面灰褐色で腹面は白く、顔に二本の白い線が走る。雄ののどに三角形の赤色斑があるので、ノドアカ・ヒノマルと俗称される。アジア北部で繁殖し冬は南アジアに渡る。日本では北海道だけで繁殖し、本州以南は春秋に通過するだけである。昆虫を捕食し、美しい声で鳴く。のごとり。〔生物学語彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「野駒」の解説

野駒 (ノゴマ)

学名Erithacus calliope
動物。ヒタキ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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