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量子ビット りょうしびっと qubit

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知恵蔵2015の解説

量子ビット

量子計算の情報単位。従来型ビットが「1か0か」「あれかこれか」なのに対し、「1であり0でもある」「あれでありこれでもある」こと。物理状態の重ね合わせで体現される。たとえば、原子核スピン、磁場が捕らえたイオン、量子点などに1量子ビットを担わせれば、量子コンピューターの基本素子になる。

(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

りょうし‐ビット〔リヤウシ‐〕【量子ビット】

quantum bitqubit量子コンピューターで扱われる情報の最小単位。従来のコンピューターで扱われるビットは、情報の最小単位を0か1だけで表したが、量子ビットでは、0と1のほか、0と1とを重ね合わせた状態も表すことができる。たとえば4ビットの場合、一度に表せる状態は二進数で1101のように一通りだけなのに対し、4量子ビットの場合、0000から1111までの十六通りを量子力学的に重ね合わせの状態にあるものとして同時に表すことができる。そのため一つの値を逐一計算するのではなく、すべての値を同時に(並列的に)計算することが可能になり、従来のコンピューターとは比較にならないほど高速な並列計算が実現できる。量子ビットのふるまいを物理的に具体化するものとして、電子のスピンや光の偏光が有力視されている。キュービット。キュビットクビット

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
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