百科事典マイペディア 「金ドル本位制度」の意味・わかりやすい解説 金ドル本位制度【きんドルほんいせいど】 IMF(国際通貨基金)加盟国の貨幣制度の俗称。この制度では,加盟各国の通貨は金に直結せず,米国のドルに結びついており,ドルは1オンス=35ドルで金との交換性をもっていた(IMF平価)。しかし,1971年8月,ドル防衛のため米国は金ドル交換を停止し,12月の多国間通貨調整で1オンス=38ドルとなり,1978年の新協定でIMF平価の金表示も廃止。→金二重価格制→関連項目ブレトン・ウッズ体制 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報