金井忠次郎(読み)カナイ チュウジロウ

20世紀日本人名事典 「金井忠次郎」の解説

金井 忠次郎
カナイ チュウジロウ

昭和期の舞台大道具方



生年
明治40(1907)年

没年
昭和42(1967)年9月21日

出生地
東京・神田

主な受賞名〔年〕
毎日演劇賞美術特別賞〔昭和31年〕「吉野川

経歴
昭和4年から大道具金井の経営に入り、第2次大戦中は兵役に服した。戦後22年7月都民文化館の大道具方を務め、23年新橋演舞場再開場の大道具方を、25年明治座再開場の大道具を担当した。34年には国立劇場設立準備委員となった。39年金井大道具を設立、社長となり、41年国立劇場開場の大道具を担当。のち日本総合舞台美術社長となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金井忠次郎」の解説

金井忠次郎 かない-ちゅうじろう

1907-1967 昭和時代の舞台大道具方。
明治40年生まれ。昭和4年から「大道具金井」を経営。戦後,新橋演舞場,明治座の再開場大道具方を担当。34年国立劇場設立準備委員となる。39年金井大道具会社を設立,社長。41年国立劇場開場大道具方をつとめた。昭和42年9月21日死去。60歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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