金前寺(読み)こんぜんじ

日本歴史地名大系 「金前寺」の解説

金前寺
こんぜんじ

[現在地名]敦賀市金ヶ崎町

金(かな)ヶ崎(さき)の山麓、敦賀(つるが)港に面して、金ヶ崎神宮の登り口付近に建つ。山号誓法山。高野山真言宗。泰澄の創建と伝え、本尊十一面観音。建暦二年(一二一二)九月日の越前気比宮政所作田所当米等注進状(越前気比宮社伝旧記)に「金前寺仁王講田」がみえる。中世は気比(けひ)宮(現敦賀市)の密言院(延徳二年七月二〇日「朝倉貞景諸役免許状」金前寺文書)で、寺内に一一坊あったが、元亀(一五七〇―七三)以後戦乱で廃絶した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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