金剛氏正(読み)こんごううじまさ

精選版 日本国語大辞典 「金剛氏正」の意味・読み・例文・類語

こんごう‐うじまさ【金剛氏正】

  1. 室町末期の能役者。金剛流中興の祖。宗家八世。通称三郎鼻声だったので通称鼻金剛芸風は豪快で上手といわれたが、金春座と大紛争を起こした。永正四~天正四年(一五〇七‐七六

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金剛氏正」の解説

金剛氏正 こんごう-うじまさ

1507-1576 戦国-織豊時代の能役者シテ方。
永正(えいしょう)4年生まれ。金剛流8代(7代とも)をつぐ。鼻金剛の異名もち,中興の祖といわれた。天正(てんしょう)4年10月25日死去。70歳。通称は三郎,新六,兵衛尉(ひょうえのじょう)。法名は宗説。

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