日本歴史地名大系 「金堀町」の解説 金堀町かなほりちよう 北海道:渡島支庁函館市旧函館区地区函館金堀町[現在地名]函館市金堀町など昭和六年(一九三一)九月に設定された町で、乃木(のぎ)町・人見(ひとみ)町の南に位置し、南は津軽海峡に面する。それまで函館区大字亀田村(かめだむら)の字であった金堀川原(かなほりかわはら)・折戸(おりど)に、同じく字柏野(かしわの)・字湯川通(ゆのかわどおり)・字金堀町の各一部を加えて町域とした(函館市字地番改正調書)。町名は町域を流れる金堀川に由来し、かつて同川では砂鉄がとれた(函館地名考)。昭和一〇年の世帯数一六七・人口六八六。当町成立以前の昭和五年には字千代ヶ岱(ちよがたい)から函館刑務所が移転、同一八年には函館少年刑務所となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by