金子佐一郎(読み)カネコ サイチロウ

20世紀日本人名事典 「金子佐一郎」の解説

金子 佐一郎
カネコ サイチロウ

昭和期の実業家 元・十条製紙社長;日本製紙連合会長。



生年
明治33(1900)年2月1日

没年
昭和53(1978)年4月7日

出生地
東京・日本橋本石町

学歴〔年〕
慶応義塾大学経済学部〔大正14年〕卒業

経歴
大正14年王子製紙入社。戦時中、行政査察使随員補佐官に選ばれた。戦後の22年2月経理部長、再建整備部長を経て、23年王子が3分割され、十条製紙に移り取締役、25年常務、27年専務、29年副社長を経て32年社長に就任。44年会長から相談役。また経団連常任理事、日経連常任理事、日本製紙連合会会長、国税庁の国税審査会会長代理などを歴任。43年10月から49年9月まで国鉄監査委員長も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金子佐一郎」の解説

金子佐一郎 かねこ-さいちろう

1900-1978 昭和時代後期の経営者
明治33年2月1日生まれ。大正14年王子製紙にはいる。昭和24年同社が苫小牧(とまこまい)(王子),十条,本州の3社に分割されると十条製紙取締役に就任,のち社長,会長。また日本租税研究協会会長,日本製紙連合会会長,日経連常任理事などを歴任した。昭和53年4月7日死去。78歳。東京出身。慶大卒。
格言など】相手立場を尊重しつゝ我が道を行く(信条)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「金子佐一郎」の解説

金子 佐一郎 (かねこ さいちろう)

生年月日:1900年2月1日
昭和時代の実業家。十条製紙社長;日本製紙連合会長
1978年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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