デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金子重之輔」の解説 金子重之輔 かねこ-しげのすけ 1831-1855 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。天保(てんぽう)2年2月13日生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)の染物商茂左衛門の長男。江戸にでて萩藩邸につかえる。のち吉田松陰(しょういん)にまなび,嘉永7年(1854)松陰にしたがって伊豆(いず)下田から海外密航をはかったが捕らえられる。萩に護送され,安政2年1月11日獄死した。25歳。名は貞吉。通称は別に卯之助,重輔。変名は渋木松太郎,市木公太。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例