貞吉(読み)さだよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「貞吉」の解説

貞吉(2) さだよし

1800-1870 江戸後期-明治時代刀工
寛政12年生まれ。出羽(でわ)(山形県)の月山(がっさん)鍛冶奥山貞近の子。はじめ江戸にでて,水心子正秀(すいしんし-まさひで)の門人となる。天保(てんぽう)4年大坂鎗屋町にうつる。養子貞一が跡をついだ。明治3年2月19日死去。71歳。通称は月山弥八郎。

貞吉(1) さだよし

?-? 鎌倉-南北朝時代の刀工。
大和(奈良県)高市保昌派国光の子とも貞宗の子ともいわれる。左衛門尉。名物桑山保昌」の短刀が国宝指定。文保-貞和(1317-50)ごろの人。銘は「高市郡住金吾藤貞吉」など。姓は藤原

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

普及版 字通 「貞吉」の読み・字形・画数・意味

【貞吉】ていきつ

正しく善い。

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