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金属クラスター化合物 きんぞくクラスターかごうぶつmetal cluster compound

世界大百科事典 第2版の解説

きんぞくクラスターかごうぶつ【金属クラスター化合物 metal cluster compound】

金属イオンどうしが,金属間結合によって集まって一つの原子団(クラスターという)をつくっている部分をもつ化合物の総称。単にクラスター化合物ということもある。通常遷移金属,とくに第二,第三遷移金属の低酸化数ハロゲノ錯体あるいはカルボニル錯体などで多くみられる。たとえば塩化モリブデン(II) MoCl2は,実際には[Mo6Cl8]4+の構造をもち,正八面体型のMo6の単位すなわちクラスターをもっているし(図1-a),塩化ニオブNb6Cl14ではやはりNb6のクラスターが存在する(図1-b)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の金属クラスター化合物の言及

【クラスター】より

…(1)原子核において,一部の核子が結びついて一つの粒子のようにふるまう部分をクラスターといい,原子核がクラスターからできているとする模型をクラスター模型という。原子核模型(2)金属イオンどうしが金属間結合によって一つの集団をつくっている部分をクラスターといい,クラスターを分子内にもつ化合物を金属クラスター化合物という。金属クラスター化合物。…

※「金属クラスター化合物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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