環化(読み)かんか(英語表記)cyclization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

環化
かんか
cyclization

鎖式化合物を環式化合物にする反応。閉環ともいう。 (1) 分子内化 1分子内の2個の官能基の間で縮合反応を行わせるか,適当な炭化水素を触媒の存在下で加熱することにより環式化合物をつくる。反応例を図に示す。 (2) 分子間環化 2個以上の分子が環式化合物をつくる反応。マロン酸ジエチルと尿素からバルビツル酸をつくる反応や,アセチレン中での放電で3分子のアセチレンを縮合させてベンゼンにする反応などがその例。

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