金敷(読み)かなしき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「金敷」の意味・わかりやすい解説

金敷
かなしき

鍛冶屋(かじや)、町工場その他機械工場などで鍛造や板金作業を行うとき、工作する材料をのせ、ハンマーでたたいて加工するための台。金床(かなとこ)ともいう。鋳鉄または鋳鋼製で、加工するものをのせる平らな部分と、つの(鳥口)からできている。つのは片側だけのものと、両側にあるものとがある。金敷は、小物手作業で鍛造するとき、または板を曲げたりするときに用いられる。

[中山秀太郎]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む