金春屋敷(読み)こんぱるやしき

日本歴史地名大系 「金春屋敷」の解説

金春屋敷
こんぱるやしき

[現在地名]中央区銀座ぎんざ八丁目

南大坂みなみおおさか町の東にある片側町。北は内山うちやま町、東は芝口北紺屋しばぐちきたこんや町・芝口金六しばぐちきんろく町、南は山王さんのう町。宝永四年(一七〇七)に金春大夫が出雲町会所地に屋敷を拝領したことから生じた地名とされる(中央区史)。寛永江戸図には「金春七郎」という名がみえ、嘉永三年(一八五〇)改正近吾堂版切絵図に金春屋敷とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android