金林真多呂(読み)カナバヤシ マタロ

20世紀日本人名事典 「金林真多呂」の解説

金林 真多呂(1代目)
カナバヤシ マタロ

昭和期の木目込人形作家 「金林」取締役会長;東京都雛人形工業協同組合名誉理事長。



生年
明治30(1897)年5月4日

没年
昭和59(1984)年5月25日

出生地
東京都

本名
金林 真太郎(カナバヤシ シンタロウ)

主な受賞名〔年〕
勲五等双光旭日章

経歴
人形問屋で修業を積み、大正8年独立して初代真多呂を名乗った。京都で生れた木目込(きめこみ)人形の製作一筋に生き、平安時代風俗をテーマにした作品は、独自の「真多呂人形」として親しまれ、木目込人形の普及功績を残した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金林真多呂」の解説

金林真多呂 かなばやし-またろ

1897-1984 昭和時代の人形作家。
明治30年5月4日生まれ。歴史題材をもとめた人形を制作,「真多呂人形」の名を生む。真多呂人形学院を創立。東京都雛(ひな)人形工業協同組合理事長をつとめた。昭和59年5月25日死去。87歳。東京出身。本名は真多郎(しんたろう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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