金森博雄(読み)かなもり ひろお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金森博雄」の解説

金森博雄 かなもり-ひろお

1936- 昭和後期-平成時代の地震学者。
昭和11年10月17日生まれ。エコノミスト金森久雄の弟。昭和45年東大地震研究所教授となる。47年カリフォルニア工大の教授にまねかれ,平成2年同大地震研究所長。地震の規模の新尺度「モーメント・マグニチュード」(Mw)を提唱。巨大地震の研究などで知られ,広域地震警報網の充実に力をそそぐ。16年「地震発生機構の物理的解明についての研究」で学士院賞。18年文化功労者。19年京都賞。東京出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android