金烏玉兎(読み)キンウギョクト

デジタル大辞泉 「金烏玉兎」の意味・読み・例文・類語

きんう‐ぎょくと【金×烏玉×兎】

《「金烏」は太陽異称、「玉兎」は月の異称》日と月。転じて、歳月のこと。烏兎うと。→金烏玉兎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金烏玉兎」の意味・読み・例文・類語

きんう‐ぎょくと【金烏玉兎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「金烏」は太陽の異称。「玉兎」は月の中にうさぎがいるという伝説から、月の異称 ) 日と月。月日。転じて、歳月をいう。
    1. [初出の実例]「かくて時光流水の如く、金烏玉兔(キンウギョクト)の足疾く走り」(出典読本・本朝酔菩提全伝(1809)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android