金熊寺村(読み)きんゆうじむら

日本歴史地名大系 「金熊寺村」の解説

金熊寺村
きんゆうじむら

[現在地名]泉南市信達金熊寺しんだちきんゆうじ

なか村の東にある山間村。村の北東部を金熊寺川が蛇行しつつ北西流し、おおよそ金熊寺川に沿って根来ねごろ街道が通る。集落は村の北西部で根来街道沿いにあるが、同地にある金熊寺の門前町としての性格をもって発達した。慶長一〇年(一六〇五)の和泉国絵図に「金熊寺」とみえ、高二八五石余。寛永末年頃の状況を記したと推定される和泉国郷村帳では三五一石余、延享元年(一七四四)の和泉国村高記では三八五石余とみえ、以後大幅な変化はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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