金相場(読み)キンソウバ

デジタル大辞泉 「金相場」の意味・読み・例文・類語

きん‐そうば〔‐サウば〕【金相場】

金市場で成立する金の価格
江戸時代金貨銀貨との交換比率。元禄13年(1700)金1両を銀60匁と公定したが、貨幣改鋳や需給などによって相場は日々変動した。

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精選版 日本国語大辞典 「金相場」の意味・読み・例文・類語

きん‐そうば‥サウば【金相場】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、金貨と銀貨との交換比率のこと。主として銀遣い上方では金相場といい、金遣いの江戸では銀相場と呼んだ。
    1. [初出の実例]「金銀相場格別高下出来仕間敷候様に乍恐奉存候」(出典:大坂町奉行記録‐享保一三申年(1728))

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