金着せ(読み)キンキセ

デジタル大辞泉 「金着せ」の意味・読み・例文・類語

きん‐きせ【金着せ】

金属器の表面に薄くのばした金をかぶせたり金めっきを施したりすること。また、その器物。「金着せの鎖」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「金着せ」の意味・読み・例文・類語

きん‐きせ【金着・金被】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きんぎせ」とも ) 銀器銅器などの器物の外部に薄くのばした金をかぶせること。また、金めっきを施すこと。また、その器物。金の着せ。
    1. [初出の実例]「金被(キンキセ)透彫の玉に松葉形の鼈甲脚」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む