金科(読み)きんか

精選版 日本国語大辞典 「金科」の意味・読み・例文・類語

きん‐か‥クヮ【金科】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「科」は法律の意 ) きわめて重要な法律。比喩的に、絶対的なよりどころとなるものの意で用いる。玉条。→金科玉条(きんかぎょくじょう)
    1. [初出の実例]「廻之擬一レ飛。忝金科」(出典懐風藻(751)在常陸贈倭判官留在京詩序〈藤原宇合〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「金科」の読み・字形・画数・意味

【金科】きんか(くわ)

重要な法令。漢・揚雄〔劇秦美新〕懿律(いりつ)(六律嘉量斗斛)、金科玉條(法令)、卦靈兆(易筮亀卜)、古畢(ことごと)く發す。

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