金科玉条(読み)キンカギョクジョウ

デジタル大辞泉の解説

きんか‐ぎょくじょう〔キンクワギヨクデウ〕【金科玉条】

揚雄「劇秦美新」から》最も大切な法律・規則。絶対的なよりどころとなるもの。「父の教え金科玉条とする」

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大辞林 第三版の解説

きんかぎょくじょう【金科玉条】

〔文選 揚雄「劇秦美新」〕
一番大切なきまりや法律。 「師の教えを-とする」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

金科玉条
きんかぎょくじょう

きわめて重要な法律や規則。「条」は法律の意で、「」「」はともに美称。中国、漢の揚雄(ようゆう)の『劇秦美新』に、「懿(い)律嘉量、金科玉条、神卦霊兆、古文畢発、炳煥照耀、宣臻(せんしん)に靡(なびか)ず」、注に、「善曰(いわ)く、金科玉条は法令を謂(い)うなり。金玉はこれを貴んで言う」とある。今日では一般に、自分の主張や立場を守るための、究極的なよりどころとなるものの意に用いる。[田所義行]

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精選版 日本国語大辞典の解説

きんか‐ぎょくじょう キンクヮギョクデウ【金科玉条】

〘名〙 (「科条」は法律の意) 金科玉条。きわめて大切な法律。重要な規則。守るべききまり。現代では、自分の主張や立場を守るための、絶対のよりどころの意に用いる。
※秘蔵宝鑰(830頃)中「五経三史示其正路、金科玉条防其邪逸
※近代批評の意義(1906)〈島村抱月〉「旧派の面々も、其の金科玉条とするものを無視せられて」 〔揚雄‐劇秦美新〕

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