金親村
かのおやむら
[現在地名]若葉区金親町・千城台東四丁目など
大草村の北東にあり、中央を東金御成街道が通る。応永一七年(一四一〇)の香取造営料足納帳(静嘉堂文庫)に金親とみえる。元和元年(一六一五)当時は旗本刑部領で(譜牒余録)、寛永二年(一六二五)の知行宛行状では金親村二〇六石余が旗本神尾領。明暦元年(一六五五)の葛飾郡金親村検地帳(田野家文書)では田一六町八反余・畑五町九反余・屋敷四反八畝余。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高二五六石余で佐倉藩領。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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