鈴木幸夫(読み)スズキ ユキオ

20世紀日本人名事典 「鈴木幸夫」の解説

鈴木 幸夫
スズキ ユキオ

昭和期の俳人,推理作家 跡見学園短期大学学長;早稲田大学名誉教授。



生年
明治45(1912)年1月28日

没年
昭和61(1986)年12月24日

出生地
大阪府大阪市西区

別名
筆名=千代 有三(チヨ ユウゾウ)

学歴〔年〕
早稲田大学文学部英文科〔昭和9年〕卒,早稲田大学大学院〔昭和11年〕修了

主な受賞名〔年〕
勲三等瑞宝章〔昭和59年〕

経歴
昭和11年横須賀高工教授、早大講師、助教授を経て、26年教授に就任。57年名誉教授となり、跡見学園短大学長に。著書に「現代英米文学の意匠」、訳書ジョイス「フィネガン徹夜祭」などがある。また千代有三のペンネーム推理小説を書き、「痴人の宴」などの作品がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木幸夫」の解説

鈴木幸夫 すずき-ゆきお

1912-1986 昭和時代の英文学者,小説家
明治45年1月28日生まれ。早大教授をつとめ,のち跡見短大教授,同短大学長。ジョイスなどの英米近代文学を研究,紹介。また,ドイルの「シャーロク・ホウムズ」シリーズを翻訳,千代有三の名で推理小説を執筆した。昭和61年12月24日死去。74歳。大阪出身。早大卒。著作に「現代英米文学の意匠」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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