鉄穴内村(読み)かんなうちむら

日本歴史地名大系 「鉄穴内村」の解説

鉄穴内村
かんなうちむら

[現在地名]日南町笠木かさぎ

笠木川支流で南東流する鉄穴内川の最上流部に位置し、大草おおくさ(九一六・七メートル)山麓に広がる。南東はかけ村、北は細屋ほそや村。正保国絵図に金名内村とみえ、金穴内・鉄名内などとも記した。享保元年(一七一六)郷村高辻帳と「伯耆志」はともに「カナナウチ」と訓ずる。拝領高は三一石余、本免は五ツ九分。幕末の六郡郷村生高竈付では生高六〇石余、竈数九。安政四年(一八五七)の切畑帳(日南町役場蔵)によると切畑一町余の高二石余、物成一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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