鉛山鉱山(読み)なまりやまこうざん

日本歴史地名大系 「鉛山鉱山」の解説

鉛山鉱山
なまりやまこうざん

[現在地名]小坂町上向 鉛山

十和田湖西岸の鉛山(九〇三メートル)に位置。寛政一一年(一七九九)の毛馬内御代官処之内十和田鉛山詰合中諸控(尾去沢鉱山関係文書)に「十和田鉛山引払ニ付、御銅山(尾去沢)出立」とみえる。交通の便が悪く、集落から隔たるため隆盛をみることがなかった。「鹿角縁記」に「十和田と云奥山銀山もあるなれとも、これもひさしく休山なりき」とあり、江戸後期は休山したようである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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